大地と共に暮らす春夏秋冬の鶏たちは、『強く、健康』でなければならない。
ワクチンや薬剤に頼る必要のない強健な鶏になるためには、『自然免疫力の向上』が必要不可欠。
親鶏から引き継いだ免疫力がある孵化後10日間のうちに大地にいる様々な菌に触れさせ、感染しても発病しない状態を目指します。
自然免疫力の向上に有効なのが『発酵床』。 春夏秋冬の育雛は発酵床作りから始まります。
ワクチンや薬剤に頼る必要のない強健な鶏になるためには、『自然免疫力の向上』が必要不可欠。
親鶏から引き継いだ免疫力がある孵化後10日間のうちに大地にいる様々な菌に触れさせ、感染しても発病しない状態を目指します。
自然免疫力の向上に有効なのが『発酵床』。 春夏秋冬の育雛は発酵床作りから始まります。
発酵床作りについて
山林
まず、養鶏場の近くの山に落ち葉&腐葉土を拾いに行く。
「近くの山」というがPoint!!
「鶏たちがこれから生活する土地に合った免疫力を付けるには、その土地の物を使用した方が良い」という考え方。



次に、
①:深さ50㎝、縦横1.5mの穴を掘る。
②:落ち葉&腐葉土と米ぬかを25%投入。
③:水をかけながら、よく踏み込む。
④:②と③を繰り返す。
完成!!
状態の良い発酵床は真冬でも30~35°の心地良い温度。
近くの山から落ち葉&腐葉土を持ってくるので、良い菌&悪い菌、良い微生物&悪い微生物…
もちろん、虫だって混入します。
このように地場の菌や微生物と関係を持たせることで、『自然免疫力』を身につけさせます。
☆春夏秋冬の育雛はスパルタ式☆
病気を毛嫌いし、様々な菌から隔離せず、これらを受け入れることが大切。
確かに、あらゆる自然現象を遮断したウィンドウレス鶏舎で、すべての菌を拒絶し、抗生物質&ワクチンを与え続ければ、100%育つでしょう。
しかし、それは問題を先送りしているだけではないでしょうか?
自然免疫力が弱い
⇓
病気になりやすい
⇓
病気予防のために薬剤を使用
⇓
自然免疫力が身に付かない
⇓
また薬剤に頼る
どんどん薬剤依存が強くなるだけ。
春夏秋冬はこのような薬漬け養鶏は絶対にしません。
春夏秋冬の育雛はスパルタ式。
薬剤に一切頼らない自然養鶏。
弱い個体は淘汰やむなし。
強い個体だけを次世代に繋げます。
春夏秋冬は、ヒヨコ時から、自然免疫力を高めます。