2012年、神奈川県小田原市の人間よりも鹿と猪の方が多い山奥で新規就農しました。
私たちが実践中の地域循環型養鶏と農業について。
大きな特徴は2つ。
私たちが実践中の地域循環型養鶏と農業について。
大きな特徴は2つ。
①抗生物質、ワクチンなど人工資材を使用せず、自然が持っている力を最大限引き出して鶏を飼育すること。
②近隣地域から出る農業残渣と食品副産物を発酵飼料や鶏舎の床材に利用して卵を生産し、お客様へ提供する【地域循環型】であること。
上記の様な養鶏を「自然養鶏」と表現し、屋号を『自然養鶏場 春夏秋冬』として、養鶏場の運営をしてきました。
しかし、今現在は、「自然養鶏場」を外し、『春夏秋冬』とだけ名乗っています。
※ホームページ」ラベルの表記は随時、変更していきます。
その理由はいくつかあるのですが、主な理由は、下記となります。
・鶏との暮らしを通じ、「自然」という言葉の解釈が変わってきたこと。
・「自然養鶏」と名乗ると、「自家繁殖」や「放し飼い」などが必須事項になることに違和感を感じたこと。
僕は、シンプルに…
①元来、日本における農業と畜産業は深く、密接な関係にあったのではないか?
②大型化や効率化を進める段階で、農業と畜産業の関係が希薄になってしまったのではないか?
と考え、適切な農業と畜産業の関係は、残渣の減量や環境の浄化に繋がり、地域の健全な循環を作り出しながら、暮らしていこうと心に決め、養鶏を始めただけなんです。
決して、「自然養鶏をやりたいから」とか「自然養鶏であると認められたいから」といった理由で始めた訳ではありません。
鶏との暮らしは、飼育設備、地域性、自然との関係性など、様々なことを理由に日々変化し続けます。
その変化を受け入れる器量が大切なことだと鶏たちから学びました。
特定の価値観を貫くことで、飼育環境が整わないことも多々あります。
鶏と暮らす農民として、日々の変化に対応し、その時、その時で最善の飼育環境を整えるのに必要な技能を身につけることを心がけています。
基本方針
- 抗生物質や薬剤を使用せず、初生ヒナ時から、地場の微生物・菌に触れさせ、自己の自然免疫力を高める。
- 鶏舎を鶏本来の生育環境に近づけ、『放し飼い・平飼い』とする。
- 輸入飼料やメーカー配合飼料は一切与えず、鶏が自然界(野生)で食べるであろう状態のもの(発酵飼料)を与える。
- アニマルウェルフェア(5つの自由)の考えに基づき、人間及び経済都合ではなく、鶏都合で飼育する。
生産者プロフィール
名 前 | 檀上 貴史 |
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生年月日 | 1978年 東京生まれ |
趣 味 | ① サッカー ⇒ポジションはゴールキーパー ② 海釣り ⇒和竿でのカワハギ・シロギス釣り |
学 歴 | ① 東京都立狛江高等学校自然科学コース卒 ⇒ラグビー部に所属。ポジションは右フランカー ② 中央大学法学部法律学科卒 ⇒在学中は、通信会社・オーディオメーカーの契約社員として営業に従事 |
職 歴 | 2002年/地方銀行へ入行 2003年/自動車関連の専門商社を創業 2006年/株式会社化 現在に至る。 |